流れ弾のひとつやふたつ胸にいつでも刺さってる

ひどい更新の滞りをお見舞いしておりますLINDA TOKYOです。

minneのハンドメイドマーケット、横浜ハンドメイドマルシェのminneマーケットなどの出展にお越しくださいました皆様、掲載誌やメディアをご覧いただけた皆様ありがとうございました!

またお世話になったスタッフの皆さま、作家の皆さまにも感謝しております。

今回のビックサイト出展はお家のようなちょうすてきなブースを

ご用意していただきました。

そして今回はむにゅちゃんとのコラボ制作もありました。

プくいしんぼう完売御礼、ありがとうございました!

彼女の頭のなかは本当おもしろくて、あーだこーだとアイデアを重ねて過ごした時間は

楽しかったなあ。

そして横浜では六百田さんと再会、嬉しかった。

彼女はカルチャーがあって、ものづくりにおいてもとても素敵な考え方の人なので話していてとても楽しい。

 

さて6月、やっと個人的に余裕のヨシキの暴れ太鼓シーズンになり、

私はここ何日か友達と長電話したりannを朝まで聞いて笑ったり、ミュージックを共に散歩したり漫才や映画を見たり…中学生のような時間を過ごしています。雑記をいくつか。

 

・料理男子がはびこる昨今事件

先日バタバタと夕餉の支度をしており、油揚げを炙っていました。

夫が通りかかったので『油揚げに鰹節と醤油かけてくれる?』と依頼したところ

『自信がない』とキッパリとした一言を真顔で投げスタスタと結構な勢いで去って行きました。ものすごい断り方にニューウェーブを感じました。こんな潔さも悪くないと錯覚におちいるほどです。

 

・ファミコンのカセット事件

だいぶ前の話。

古着屋で知り合ったソイくんという友達がいました。

ある時ソイくんが初期ファミの中古ソフトをいっぱい手に入れたから遊ぼうと誘われ、

ソイくんの家に行くとカセットが山のようにあって、ひとつひとつを手にしては

『懐かしいいいいいーーーー』と盛り上がっていました。

そしてカセットの裏に油性マジックで名前が書いてあるものがたくさんありました。

これは私たちが小学生の頃は、友達とのソフト貸借りが頻繁なため自身の名前を記すのがマストな行為だったんですね。

それを見て『これ住所まで書いてあるよははは〜!』『字きたねーなおい』などとさらに盛り上がりました。

その瞬間、ソイくんが『サッカー』を手にしました。しみじみと『これもめちゃめちゃやったよな〜』とカセットを裏返すとそこにデカデカと

『中田』

と書いてあり

『…中田…?!』

と3分間ほど笑いすぎて二人とも泣いてしまうのでした。それを先日急に思い出してひとり電車で笑うのをこらえていました。

 

 

・地獄のランチタイム事件

先日ひとり気ままに街をぶらぶらしていたのですが、昼ごはんを食べようと幾つかの店を思い浮かべて決めた店に向かいました。

平日だったのもあって、のんびりとご飯でも食べてすごそうと目当ての中華料理屋へ行くとそこはまさかの満席で店外まで待ちの列があり

『えっマジか…』と一気に心が折れたのでした。並ぼうと一瞬思いましたが、店は奥様の魔窟といった感じであった為

これはゆっくりって感じでもないよなーと退散しました。

次にタイ料理の店に行きましたがちょっと見た感じそんなに混んでなさそうだったので、案内してもらい奥に進むと

フロアーはまさかの奥様方のザ・女子会2016といったいくつものグループが卓を囲んでいました。

しかもそこはリゾートを意識してか天井がかなり高く、全グループの会話が竜巻となって天に昇り反響してカオス、

もうおしゃべりの昇り龍が見えるといった感じでした。

そんな中、案内された席はど真ん中で奥様方に囲まれたもう360°ライブのステージでした。

『やべえ、やっちまった、私ののんびりランチタイムは終わりでやんす…』という悲しみと、『この平日にみんなよくもまあ都合があったな!ぺっ!』

という勝手すぎる悪態で、もうオーダーも『トムヤムクンのフォーをお願いします〜』ぐらいの意気消沈でもうどうでもいいやでした。

でもまあ、料理が来ておいしく食べていたのですが今度はえらくこちらを見る奥様がひとり。

はじめは気のせいかなあと思っていたのですが、完全に刑事気取りで私を見ているんです。お友達らしき連れ合いと話をして、またしばらくすると刑事顔で

こちらをガン見の奥様なのです。『おいおいおいなんなんだよもう、もう私はこのシナリオと違いすぎる展開に苛立ってんだぞ!』と、もうしばらく私を見ていたら、何か用か?と問うぞ…と思ったその瞬間、ガタッと席を立ちこちらに向かってくる彼女!

『…理由は何であれライム目に絞るぞ!そしてあんまりのことだったらトムヤムクンぶっかけるぜ』と見ていると

『あのリンダさんですか?◯◯で一度拝見して〜どーのこーの!』と私を知ってくださっていた方だったのでした。すってーん!ありがてえー!

…ありがたいんです、だけどもその女史がわりと声がでけえしめちゃくちゃ元気な人で。しかもトドメに握手をしてきてくださったんだが、

私の周りの卓の人々がちょっとこちらを見つめる感じになっており、『…有名人?』『違うんじゃね?』みたいな空気が感じられ、

心の中で違うんだよ連呼、もう生き地獄、フナムシ確定。

その方に素直な気持ちで『こういう時はカクテルでもそっと奢るのがマナーだから』って言ったら、とにかく元気な方なのでゲラゲラ笑って

『あーあちらの方からです、みたいなね〜あっはっはくだらね〜やっぱリンダさんおもしろい〜』とかなんとか言って肩パン一発して席に戻って行ったのでした。あの野郎。まあでも、バチボコ元気なガールで印象的でした。今度会ったら一杯おごるよ!

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