おとなは楽しい

思うところあって、母校へ行った。

そーいえばっつー教室の雰囲気がじわじわと身体にしみこんで、

確かにそこには私のジュラ紀があった!

 

お世話になった先生たちと 

先生になってた同級生との再会、

運命的な先輩も先生としてそこにいた。

とにかく先生にかこまれて、超絶先生。

先生フェスティバルはこちらですーーー☆ゆるキャラもいるよ!みたいになった。

 

しかし10代の頃と違うのは、叱られて囲まれているのではなかった。

懐かしさと変わらなさと昔よりももっと面白いつながりで囲まれていた。

 

世界がエキサイティングだった10代。

薄暗くて煙の立ちこめる、ライブハウスの階段をはじめて降りて行くドキドキした感じ。

服屋の尖ったお兄ちゃんに、聞きたいことを尋ねるちょっとした勇気。

カルチャーの合う仲間とつるむ、特別な時間。

一歩踏み込む感じ、それらは思い返すととてもいいものです。

 

今の私にそれらはもう体感できない。

だけれども大人は断然楽しい。

自由で、いろいろなことが出来る人々とつながれる。

『あんたも最高な気分だろうけど、今が最高だからな』

と、あの頃の私に伝えよう。そして

『ファニーな部分は変わってないんで…ゴメン。倍賞美津子みたくなれてないわ』

と軽く謝りたい。